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論文

内殻励起によるDNA塩基ラジカル生成機構

横谷 明徳

放射光, 17(3), p.111 - 117, 2004/05

放射線によりDNA分子中に生じる塩基の酸化的損傷の前駆体を明らかにするため、われわれはSPring-8の軟X線ビームライン(BL23SU)に設置された電子常磁性共鳴(EPR)装置を用いて、酸素及び窒素K吸収端領域におけるDNA塩基ラジカルの生成機構について調べている。DNA塩基の一つであるグアニン塩基に対するEPRの「その場」測定から、ビーム照射時にのみ現れる短寿命のラジカルが生成することが見いだされた。このラジカルはグアニン中にただ一つしかない酸素(カルボニル酸素)の1s$$rightarrow$$$$sigma$$*共鳴によりその収率が顕著に増えた。一方ビーム照射を停止しても残存する安定なラジカルも生成し、これは$$gamma$$線照射などで既に報告されているグアニンカチオンラジカルと推定された。このカチオンラジカルは短寿命ラジカルとは異なり、酸素の1s$$rightarrow$$$$sigma$$*共鳴により逆に収率が減少した。以上の結果から、オージェ終状態からさらに競争的にこれら二つのラジカル過程を経て化学的に安定なグアニン損傷に至ることが示された。

論文

芳香族系潤滑油の耐放射線性

中西 博*; 荒川 和夫; 早川 直宏; 町 末男; 八木 徹也*

日本原子力学会誌, 26(8), p.718 - 724, 1984/00

 被引用回数:1 パーセンタイル:19.12(Nuclear Science & Technology)

市販の芳香族系潤滑油7種(アルキルジフェニルエーテル4種、フェニルシリコーン、およびポリフェニルエーテル2種)について、真空中および酸素中において$$^{6}$$$$^{0}$$Co-r線を照射した。各試料油は線量率1$$times$$10$$^{6}$$rad/hで室温で3000Mradまで照射した。照射後、潤滑油の一般性状(動粘度、全酸価、引火点、比重、および色)変化を調べた。また、各試料油の照射の初期に生成するラジカルをESRを用いて77°Kで測定した。その結果、%Caが増加すると粘度変化、全酸価、およびラジカルのG値は減少した。芳香族系潤滑油は鉱油系潤滑油にくらべて耐放射線性に優れており、特にm-フェノキシフェノキシジフェニルが最も耐放射線性に優れている。

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